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出口家のルーツを辿る旅
序文
出口家の分布
仮説1『出口家は、渡会家と三浦家の結合である』
仮説2『出口家は水軍であり、北条軍から逃れて太平洋を海路関西に移動した』
仮説3『出口家は紀伊半島を中心とする九鬼水軍と深い関係にあった』
仮説4『出口家は藩を超えて他の多くの水軍とネットワークをもっていた』
祖先の歴史に想いを馳せて…
 ◆序文

 私は以前から、自分の先祖について興味を持っていました。
 幼少の頃、家には講談社発行の、曾祖父・出口王仁三郎に
 ついての本があり、また両親や親戚からも先祖の話を
 幾度となく聞いていました。

 しかも「出口」は面白い苗字であり、なぜそのような表現が使われたのか、
 先祖は何をしていたのか、いつか調べてみたいと
 思っていました。
 そのルーツを調べるきっかけになったのは、2001年の3月に、
 家族旅行で長崎に旅行した際、
 「出口」という名前が長崎に多いという事に気がついたことでした。
 息子の太朗が『今、自分がここにいるのは自分の両親、

 さらには先祖がいたからだよね』と呟きました。

 そう考えると自分の出口家の先祖がどのような人たちで、  
 どのようなことをしていたのかを知りたくなりました。 
 そこで息子と私は『出口家』のルーツを辿り始めました。

 学校の夏休みの自由課題に選んだのです。

▲曾祖父・出口王仁三郎
   
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 ◆出口家の分布

 「出口」という名は何処に多いのでしょうか。
 まず、苗字の全国ランキング・県別ランキングを調べることから始めました。
 すると少ない、珍しいと思っていた「出口」という苗字の数は全国ランキングで401位と、2万種以上あるといわれる苗字の中で意外と多いということを知りました。
 さらに都道府県別苗字ランキングを調べると、県内に最も「出口」という姓が多いのは
 三重県(全国54位)、次いで長崎県(65位)、和歌山県(94位)。
 この3県が100位以内でした。

 次に私たちは地名、全国の「出口町」を調べました。
 出口町と名のついた土地は、出口という姓の有力な一族がそこにいたのではないか?こう仮説を立てたのが理由です。
 すると面白い事に、出口町という土地は日本海側には一つとして存在せず、
 また都道府県別のランキングにも登場しないことがわかったのです。

 私たちは日本地図を取り出し、出口という地名、またランキングに登場する県を塗りつぶしていきました。そうして出来上がった「出口」の分布図は、長崎県から瀬戸内海に沿って紀伊半島へ向かい、和歌山、三重県に至る一帯を示すものとなりました。

 これらの土地にはかつて有力な出口一族が存在し、多くの「出口」という姓の人々が
 暮らしていた可能性があります。あるいは出口姓の武家がこの一帯に強い勢力を持っていたのかもしれません。
 また太平洋沿いに、ベルト状に分布している事から海と深い関係を持った一族に違いないと思いました。また、長崎県に「出口」が多い理由として、朝鮮半島や中国大陸から「出口」という姓の人々が船で渡来し、移住もしくは繁栄を繰り返しながら瀬戸内海を通り、和歌山や三重と言った紀伊半島の土地に至ったのではないでしょうか。

 …様々な思いが頭の中を駆け巡り、私は出口家のルーツについて、様々な仮説を立てました。


▲出口という姓が多い地域
   
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 ◆仮説1『出口家は、渡会家と三浦家の結合である』

 日本家系協会の資料から出口家を調べた結果、出口家は大きく分けて2つのルーツを持っているという結論に達しました。
 一つは朝鮮から来た渡会家、そしてもう一つは相模(神奈川)を元とする三浦家です。
 この2つの「出口」について調べた要点を挙げます。

□ 渡会(わたらい)家をルーツとする「出口氏」について
1.『渡会』は朝鮮古語で『海族・海族を守る神』(パタライ)を示す。
2.江戸時代、伊勢神宮の外官の神主(禰宜)家として豊受大神(トヨウケノオオカミ)を
 奉っている。
3.長崎には出口が多く存在することから、出口氏は朝鮮から渡ってきた可能性が高い。

□ 相模の国三浦家をルーツとする『出口氏』について
1.源頼朝の鎌倉幕府開設の軍事的背景は三浦家にあった。
2.三浦家が北条家によって滅ぼされる時、三浦家は出口家として分かれた。三浦家の城「三崎城」最後の城主・出口五郎左衛門尉茂忠は水軍で、北条市に攻められた時も船で悠々と沖に逃れたと『栄光の三浦水軍』に書かれている。
3.今でも三浦半島油壺周辺には出口という姓が多い。
4.紀伊(三重)から相模・三浦(神奈川)へは黒潮が通っており、渡会家出口氏が
 渡り住んだ可能性もある。

 この要素を組み合わせ、私は神道に従事した渡会家出口氏と水軍であった三浦の
出口氏は、ルーツを同じくするのではないか、という仮説を立てました。

 朝鮮から渡ってきた渡会家出口氏が、多くの苦難を超えながら、長崎から瀬戸内海を経て紀伊半島へと勢力を拡大していったと考えれば、必然的に海の守り神を奉る必要があったのではないでしょうか。日本には古来より『氏神様』という、一族を守る神様を奉る風習があります。
 水軍=海族であった出口氏は、氏神である海族の神を奉らせる為に、渡会家出口を
伊勢に配置したのではないか…こう考えると水軍の出口と神道の出口というの、
2つのルーツは、1つに統合する事が出来るのです。

   
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 ◆仮説2『出口家は水軍であり、北条軍から逃れて太平洋を海路関西に移動した』

 前述のように、出口町は全て太平洋側に集中しており、日本海側には存在しません。
 さらに、この分布は、神奈川県三浦半島以西に限られます。

 道府県別苗字ランキングでも、上位三県は三重、長崎、和歌山となっていることから、元々出口家は朝鮮半島から黒潮に乗り、海を渡って瀬戸内海を通り、和歌山、三重を経て相模に行き着いたのです。戦国時代には、水軍として活躍したと考えられます。

   
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 ◆仮説3『出口家は紀伊半島を中心とする九鬼水軍と深い関係にあった』

 出口町は愛知県にも多く存在します。
 また、出口町はありませんが、九鬼水軍の本拠地である伊勢、三重県の大王町に
隣接する立神町、和歌山県の熊野市などには多くの出口という姓が存在します。
また、この三カ所に限らず、和歌山・三重には出口姓は多く存在します。
 九鬼水軍は江戸時代に水軍としての力を恐れられ、兵庫県の三田と京都府の綾部に
移封され、現在でもその周辺に出口姓は多く存在します。
 これらの事から、出口家は九鬼水軍と深い関係にあったとも考えられます。

   
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 ◆仮説4『出口家は藩を超えて他の多くの水軍とネットワークをもっていた』

 村上水軍の本拠地、広島の因島にも出口姓は多く、府中市には出口町があります。
 また、瀬戸内海沿い、宮崎県の延岡市にも出口町が存在します。
 これらの様に、瀬戸内海・太平洋沿岸のみに出口町が存在していることから、
出口家は、多くの水軍とネットワークを持っていたという事が考えられるのです。

※ 上記の仮説は私の出会いと調査に基づく仮説です。
他のルーツももちろん考えられますし、あるいは全く別の仮説も立てられると思います。
 ご意見や他の仮説をお持ちの方は、私がまとめますので是非ご連絡下さい。

   
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 ◆祖先の歴史に想いを馳せて…

 海賊「出口氏」の守り神を奉る渡会家出口氏…という構図が見えた時、2000年以上前に先祖が中国大陸、
あるいは朝鮮半島から海を渡って九州の長崎に到着する、壮大な物語が頭の中で動き始めました。
先住民と、時には争い、また時には協力しながら、出口氏は瀬戸内海から紀伊半島にまで至ったのでしょう。
 その様な勢力の拡大と共に、海族である出口氏は、一族を守る氏神を出口一族である渡会氏に託します。
その神社が設立されたとき、出口一族はどんなに嬉しかったか…そう、想像するのです。

 更に、紀伊半島の大王崎から太平洋を見た時、あるいはその沿岸を船で航海した時、北へ流れる黒潮の大きな
エネルギーを感じ、その先には素晴らしい豊かな土地があると思ったのではないでしょうか。そして先祖は、
日本に渡ってきた時の勇気を奮い起こし、航海の準備をして、黒潮の流れに身を任せたのだと思います。
 その先にあったのは、相模の地、三浦半島。
 先祖は新たなる土地で再び懸命に働き、戦い、その土地に馴染んでいきました。
 鎌倉時代には北条氏に追われ、先祖代々受け継いできた航海の技術、水軍としての戦術を駆使し、
黒潮に逆らって、先祖の土地である紀伊半島へと向かったのではないでしょうか。

 そして現在、私は東京、杉並区浜田山に住んでいます。
聞くところによると、私が住んでいる一帯は、戦前、海軍の将校達が住む官舎があったのです。
『海軍って…海族だし、水軍じゃないか』
そう思った時、背筋が寒くなったのを覚えています。

  先祖から来るエネルギー。

もしそれがこの場所に、この私にあるのならば、私には、海族の血が流れている。
水軍の魂が、宿っている。

 そんな思いが頭に巡ってきました。

古代の先祖から連綿と続く思いを引き継いでいる私は、その意味を今の人生に活かし、
一生懸命生きることが大切なのだと思います。

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